船用部品は十分な厚さの鋼板で作られている。内筒、外筒及び静葉の3つの部分からなる。外筒の出入り口の両端にフランジがあり、通風管に接続されている。内外筒は静翼で接続され、静翼は同時に導風作用を果たす。低回転、大径の船用プロペラは効率が高い。軍艦の回転速度は一般的に150〜400回転／分であり、商船は80〜150回転／分である。そのため、電力推進プロペラ以外にも、蒸気タービンとプロペラとの間には減速比の大きい歯車減速機が一般的に用いられている。高速、重負荷、高精度歯車減速機は船用蒸気タービンユニットの重要な部分であり、いずれも2段または3段減速を採用している。船用ガスケットは船用パイプの一種で、パイプを接続して密封する機能を持つ。
